英ウィメンズクリニックと大阪信愛学院大学の2施設が協定を結び、英ウィメンズクリニック・大阪信愛学院大学生殖看護認定看護師教育研修センターとして開講しました。

英ウィメンズクリニックは、兵庫県で唯一のJISART日本生殖補助医療標準化機関のメンバーであり、品質管理システムを導入し最先端の技術での生殖補助医療 Assisted Reproductive Technology（ART）を実施しています。全てのカップルに愛すべき赤ちゃんを授かりますように……と心身両面からサポートすることをクリニックの方針と定めている施設です。

さらに、大阪信愛学院大学は、1884年の建学以来、カトリックの教えに根差した「信と愛」を教育理念として、かけがえのない存在である一人ひとりが、信じ愛し合う心をもって、国際社会に貢献する人間育成を目指している大学です。

現在の生殖医療は、第三者の配偶子提供妊娠や代理出産、着床前診断など倫理的課題が多いなか、カップルの価値観に寄り添い、意思決定支援を行う高度実践には、専門的知識と訓練が必要です。また、特定行為を組み込んだ本課程では、生殖看護認定看護師のフィジカルアセスメント、臨床推論力を高めることができます。

本教育課程では、思春期から不妊を意識したプレコンセプションケア、不妊治療中からの心身の健康支援と親になる支援、妊孕性が障害されるがん治療等による妊孕性温存治療への支援など、不妊症に限らず生殖全般に関する高度看護実践と、看護職への指導、相談ができる生殖看護認定看護師を育成します。

実施者
教育研修センター長　塩谷 雅英
主任教員　上澤 悦子
専任教員　小松原 千暁